オンライン家庭教師の相場って?安くて結果が出るところはドコ?

- 『オンラインって、普通の家庭教師とどう違うの?』
- 『オンライン家庭教師の相場を知りたい!』
- 『オンライン家庭教師って、どんな仕組みなの?』
こんな疑問やお悩みありませんか?
感染症対策が叫ばれる昨今、お子さんに安全な学習環境を提供するため、オンライン学習のサービスが急増しています。オンライン家庭教師もお子さんが安全に勉強を教えてもらうために作られたサービスの一つです。しかし、比較的新しい仕組みのため、一体どれくらいの費用が掛かるのかという情報が分かりづらい側面があります。
そこで、今回はオンライン家庭教師の相場について解説していきます。
オンライン以外の学習指導サービスとの料金比較も併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
オンライン家庭教師とは
まず初めに理解しておきたい点は、オンライン家庭教師とはどういったサービスかという点です。
家庭教師という名前が付いているものの、講師の先生が生徒の自宅まで移動して対面式で授業を行っていた従来型の指導とは異なり、オンライン家庭教師は指導のために生徒の自宅まで行くことはありません。
パソコンやタブレット、スマートフォンなどのインターネット機器を利用して、講師の自宅や専用のスタジオから授業の映像を配信します。生徒側もカメラを通して手元や顔を講師側に配信して、勉強の進み具合や授業に臨む態度を講師に伝えます。
指導は全てオンライン上で完結するため、講師と生徒が直接対面して勉強をする必要はないのです。
オンライン家庭教師の相場を早速確認してみよう!
次に気になるのは費用の面ですよね。オンライン家庭教師は一体どれほどの費用が掛かるのか。学年別に紹介していきます。
オンライン家庭教師の相場:指導料編
まずオンライン家庭教師の指導料の部分における相場です。
想定としては60分の授業を月に4回ほど実施した場合を想定しています。
学年 | 小学生 | 中学生 | 高校生 |
---|---|---|---|
料金 (60分あたり) |
2,000~4,000円 | 2,000~5,000円 | 2,250~6,000円 |
※相場を60分当たりの値段に計算を直しています。
おおよその平均料金となりますが、家庭教師は会社によっては一回の授業時間が異なる場合も多いので、少し料金が高かったとしても授業時間を見れば意外とお得な会社もあります。
オンライン家庭教師の相場:教材費編
教材費の相場は安い会社では5,000円程度からで、高い会社でもおおよそ50,000円程度です。教材費が高いところは指導料が安い傾向にあります。教材費は会社によって大きく変わるので、必ず資料請求時に料金を確認しておくことが大切です。
オンライン家庭教師の相場:その他費用編(入会金など)
入会金や機材費用といった料金も掛かります。
入会金はオンライン式や対面式に関わらずほとんどの家庭教師会社が定めているもので、講師を依頼した会社に初めに支払う手数料です。相場は安い会社では15,000円程度からで、高い会社でもおおよそ20,000円台に収まります。ご家庭にネットを利用する設備がなければ、新しくパソコンやタブレットを購入するための機材費用も必要です。
そこまで高性能な機器は求められていないものの、機器類は安くても数万円程度する点は覚えておきましょう。
オンライン家庭教師の指導料はどうやって変わってくるの?
先ほどオンライン家庭教師の相場について触れましたが、場合によっては料金が異なってくるケースが家庭教師では多々あります。この項目では家庭教師サービスを利用する際の料金が変化する理由を解説していきます。
①プロか学生かによって異なる
まずはプロ家庭教師が学生のバイト講師かで料金が大きく変わります。
社会人であるプロは中でも家庭教師を専業の仕事としており、指導力はバイト講師よりも高いものの、月ごとの指導料金が1万円以上高くなります。一方で学生講師は大学生のバイトが行っており、料金はプロよりも安価ですが、指導慣れしていない場合が多いです。
プロと学生講師、料金の安さや指導レベルの面で一長一短の差がある点を理解しておきましょう。
②指導時間によって異なる
指導時間によって料金の差も異なります。
家庭教師の指導時間は会社によって1コマ45分のところもあれば60分の会社もあり、指導時間が伸びると料金も上がっていきます。他の家庭教師会社よりも割安だったとしても、実はオンライン家庭教師による指導時間が短かったというケースもあるので、確認を怠らないようにしましょう。
③家庭教師センターによって異なる
料金の変化に関わる要素としてはオンライン家庭教師を依頼する家庭教師センター(会社)の存在です。センターによっては受験専門の質の高い講師を揃えている代わりに、相場より高い指導料を取るところもあります。高い料金を支払うセンターを利用するのであれば体験授業などを通して講師の質を確かめておくと安心です。
オンライン家庭教師の費用には通信費用も考慮に入れる
料金に関してあくまでも補足情報ですが、通信費用も考えておいたほうが良いです。
毎月の容量が2GB程度だとオンライン授業が難しいのでプロバイダ契約が必要となる場合があります。ポケットWifiだと通信の安定性に欠ける点にも注意が必要です。料金に関しては以下の表を参考にしてください。
NURO光 | OCN光 | ぷらら光 |
---|---|---|
2,580円~ | 3,485円~ | 3,689円~ |
オンライン家庭教師とその他の指導形態を徹底比較
オンラインでの指導を選択するにあたって、塾や対面式の家庭教師といったその他の指導形態の様子についても知っておくと判断の助けとなりますよね。
この項目では、その他の指導形態の様子をオンライン家庭教師と比較しながら解説していきます。
①対面型家庭教師は、交通費も視野に入れなければならない
まずは先生が自宅まで直接来て指導を行う対面型の家庭教師についてです。
こちらの形態の場合、家庭教師を依頼した家庭側が講師の先生の移動にかかった交通費費用を負担するのが基本です。派遣される家庭教師はできる限り近隣の地域から選ばれるので、一度の交通費がそこまで高くなることはありませんが、来てもらう度に支払うとなると最終的には大きな金額となります。
対面型家庭教師を雇う際には、オンラインとは異なり交通費を必ず考慮しなければいけません。
②個別指導塾は、場所代も含まれ意外と高額になる
個別指導を行っている塾などの授業料には講師の指導料だけでなく、教室の場所代も含まれているため、オンライン家庭教師よりも費用が割高になりがちです。
ただし、個別指導塾は教室を自習室として貸し出している場所も多く、教室全体の講師の先生に質問できるメリットもあります。個別指導とオンラインどちらにも料金相応の特徴があるので、料金面と教育サービスを比較しながら選びましょう。
③集団指導塾は、オーダーメイド制がない
集団指導塾を利用する場合には、オーダーメイドの指導が期待できない点を覚えておいてください。
集団指導では学校と同じように、一人の講師に対して複数人で指導を行っていきます。そのため、一人一人丁寧に教える時間がないので生徒側もある程度は自力で授業についていく必要があります。個別指導に比べて料金は安い傾向にあるものの、お子さんのペースでの勉強はあまりできません。
オンライン家庭教師と塾・家庭教師の料金相場を比較
次はオンライン家庭教師とそのほかの指導形態の料金相場についてまとめていきます。
指導形態 | 家庭教師 | 個別指導 | 集団指導 |
---|---|---|---|
料金 (60分あたり) |
2,000円 | 3,300円 | 1,950円/td> |
厳しさ | 緩い | 緩い | 厳しい |
※相場を、60分当たりの値段に計算を直しています。
教室費用に加えて専任の講師が付く個別指導がもっとも大きく費用が掛かります。ですが教室と担当講師がフォローを行うので、勉強についていく厳しさはそれほど大きくありません。
家庭教師も担当の講師が生徒の様子を見て指導のレベルや宿題などを設定するオーダーメイドの指導となる上に、お子さんの安心できる自宅で付きっきりで指導してくれるので、勉強の難易度は優しくなりやすいです。
集団指導は料金が安いものの、周囲のペースに合わせて学習が進んでいくので、授業のレベルによっては勉強が厳しいものとなります。
意外と見落としがちな月額費用も確認してみよう
月額費用で換算した相場も以下の表で紹介します。
こうしてみると、個別指導は他の指導形態と比べて月あたりで1万円程度も料金が変わってきます。
1年も時間が経つと10万円以上の差にもなるので、年間の教育費用をどれくらい掛けるのかを定めた上で、ぜひこの相場を参考にしてみてください。
意外と見落としがちな月額費用も確認してみよう
月額費用で換算した相場も以下の表で紹介します。
指導形態 | 家庭教師 | 個別指導 | 集団指導 |
---|---|---|---|
月額 (週2コマ×4週) |
16,000円~40,000円 | 26,400円~59,800円 | 15,600円~49,800円 |
こうしてみると、個別指導は他の指導形態と比べて月あたりで1万円程度も料金が変わってきます。
1年も時間が経つと10万円以上の差にもなるので、年間の教育費用をどれくらい掛けるのかを定めた上で、ぜひこの相場を参考にしてみてください。
個別指導と集団指導は月額費用だけで判断してはいけない
いままで定期的に支払う月額の相場について紹介してきましたが、個別指導や集団指導を行っている塾では夏期や冬期、春期の講習が別料金で設定されている場合が多いです。
例えば、中学生の講習費用となると以下の表のような相場になります。
指導形態 | 家庭教師 | 個別指導 | 集団指導 |
---|---|---|---|
講習費用年額 | 基本的にない | 10万円~50万円 | 10万円~40万円 |
相場費用の主な内訳は講習費用とテキスト代金です。1、2年生の時期よりも3年生の受験シーズンの方が、相場が上がる傾向にあります。特に、教室で先生に長時間付きっきりで指導してもらえる個別指導は、費用が高くなりがちなので注意が必要です。
オンライン家庭教師を真っ先に進めるお子さんの特徴
最後の項目ではオンライン家庭教師による指導が向いているお子さんの特徴を紹介します。
①家庭教師を呼ぶのに時間と費用がかかりすぎる
交通の便が悪く時間や費用がかさみがちな場合は、オンライン家庭教師を雇うメリットが大きいです。塾へ行くまでの送迎の時間や、家庭教師に支払う交通費が高いと感じるのであればオンライン家庭教師を雇いましょう。
②地方から難関大学を目指すお子さん
地方から都市部の難関大学を受験したいお子さんにも向いています。地方在住の学生や学習塾では質の高い指導が出来る講師や、目標としている大学の合格者の先生がいないケースがあるからです。オンライン家庭教師であれば地元の先生以外の講師を雇えます。
②地方から難関大学を目指すお子さん
授業料金が安い集団指導を受けているものの、多人数での勉強が苦手なお子さんもオンライン家庭教師がおすすめです。安い集団指導と同じかそれよりも安い費用で講師の先生を雇える上に、オーダーメイドの指導をしてもらえます。
オンライン家庭教師の相場は比較的安い
今回の記事ではオンライン家庭教師の料金について詳しく解説してきました。
オンライン家庭教師の料金は他の教育サービスと比べて比較的安価なので、お子さんの教育費用で悩んでいるのであれば、ぜひ一度検討してみてください。
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